「俺が出るまで待っておけよ」東名あおり運転事故の石橋和歩被告側が最高裁に上告 きのう2審で懲役18年判決
2024/02/27
2017年に夫婦が死亡した東名あおり運転事故で、きのう裁判官に閉廷後、「俺が出るまで待っておけよ」と発言していた石橋和歩被告側が2審の判決を不服として、最高裁に上告したことがわかりました。 石橋和歩被告(32)は、2017年に東名高速道路で、萩山嘉久さん(当時45)夫婦ら一家4人が乗るワゴン車にあおり運転をして高速道路上に停車させ、後続のトラックの追突を招いて夫婦を死亡させた危険運転致死傷の罪などに問われています。 裁判は一度、東京高裁が差し戻していますが、差し戻し後の裁判で高裁はきのう、石橋被告に1審と同じ懲役18年を言い渡しました。 閉廷後に石橋被告は裁判官に対し、「俺が出るまで待っておけよ」などと発言していましたが、その後、被告側が判決を不服として最高裁に上告したことがわかりました。
裁判長に向かって「俺が出るまで待っとけよ」 東名あおり運転2審も懲役18年
「TBS NEWS DIG」より
2024/02/26
東名高速で夫婦らが死傷したあおり運転事故の差し戻し後の控訴審で、東京高裁は被告に懲役18年を言い渡した1審判決を支持しました。被告は退廷する際、「俺が出るまで待っとけよ」と発言しました。石橋和歩被告(32)は2017年6月、神奈川県の東名高速であおり運転の末に無理やり車を止めさせ、萩山嘉久さん(当時45)と妻の友香さん(当時39)らを死傷させた危険運転致死傷の罪などに問われています。差し戻し後の裁判で、1審の横浜地裁は懲役18年の判決を言い渡し、石橋被告側が不服として控訴していました。東京高裁は26日の判決で、石橋被告の運転と被害者らが死傷した結果に因果関係が認められると判断して控訴を退け、1審の判決を支持しました。石橋被告は退廷する際に、裁判長に向かって「俺が出るまで待っとけよ」と発言しました。この事故を巡っては、2018年に懲役18年の判決が言い渡されましたが、公判前整理手続きに違反があったとして、審理が差し戻されていました。
「ANNnewsCH」より